イギリス、マンチェスター近郊にあるウィロープールガーデンセンターは、60年程前、ある一家によりナーサリー兼養鶏場として事業をはじめました。菊に特化した栽培を行っていた当時のウィロープールガーデンセンターは、決して大規模に事業を展開していたわけではありませんが、栽培していた菊の素晴らしさが評判となり、フラワーショーでは数多くの賞を受賞し、栽培技術とディスプレイセンスがイギリスで広く認められる存在になるのには、それほど時間を要しませんでした。その頃から菊以外の植物の栽培も開始し、現在普及しているガーデンセンターの草分け的存在となりました。
そして、何度もの季節を繰り返した後、創立者であるオーナーは、現在のオーナーへとウィロープールガーデンセンターの経営を引き継ぎました。アンティークのディーラーで庭園建築を専門とする現オーナーは、幾度かのリニューアルを重ね、ウィロープールガーデンセンターを、現在のような色とりどりの花と植物があふれ、人々が訪れ、にぎわいを見せる空間へと変えていきました。今でもウィロープールガーデンセンターは、常に感動と有意義な時があふれるロマンティックな場所であり続けています。そして、これからもそれは変わらないことでしょう。 |